関東平野 丸墓山 (0036m) 2011年3月27日

所要時間 駐車場−(0:05)−丸墓山−(0:04)−駐車場

概要
 埼玉県行田市。自然地形の山ではなくさきたま古墳群のひとつで国内最大の円墳。公園として整備されておりてっぺんまで登れる。てっぺんは桜が植林されているが展望は良い


 今週の土曜日は出勤日であり週末の休みは1日しかない。花粉のピークの時期なので雪のある山に行きたいところだがあまり遠くに行くと月曜日の仕事に影響が出るし、天気予報では冬型で日本海側は雪の予報で南会津も含めて悪天が予想される。吹雪でしかも軟雪ラッセルが想定されるエリアに行っても損なので、今週は近場の山でお茶を濁すことにして、山名事典記載の関東平野の超低山めぐりを行うことにした。その1つ目が丸墓山だ。これは自然地形の山ではなく太古の昔に造営された古墳である。さきたま古墳群は子供の頃に1度行ったことがあるが、結構に大きな古墳がいくつも集まっていた。年齢を重ねた今なら興味を持って歩けそうだが、午後は用事があって早めに帰りたいので登るだけの予定で出かけた。

さきたま古墳群駐車場 公園の中を歩く

 時間節約のため関越道で東松山ICまで走って適当に県道を繋げて現場に向かう。駐車場がどこにあるのか知らないが案内標識に従うと古墳群の北西端辺りに広い駐車場が登場、ちょうど丸墓山の最寄でラッキーだ。まだ朝早い時間なので観光客はおらず公園を散歩する地元民が多い。花粉避けのマスクを付けて山の格好ではなく平地生活の服装で出発した。丸墓山は近くに見えている。

これが丸墓山 カモ
案内標識 丸墓山の案内標識

 公園の案内標識を見ると、丸墓古墳は国内最大の円墳だそうだ。遊歩道が「山頂」まで通っており、てっぺんまで問題なく到達できそうで一安心。大阪のどこかの古墳のように立入禁止だと困るからなぁ。公園の道を抜けて近くの沼を見ると表面が凍っており、結構な冷え込みだったようだ。サギとカモ類が見られた。

この階段を登ると山頂 丸墓山山頂

 丸墓山入口からはてっぺんまで階段が整備され、周囲及びてっぺんは桜が植林されていた。そういえば例年ならもう桜が開花していてもおかしくないが、今年は東北関東大震災の報道が中心で桜の開花状況の報道は聞いたことが無い。でも東京では白モクレンが開花して1週間近く経過しているのでまもなく開花だろう。

丸墓山山頂から見た浅間山 丸墓山山頂から見た富士山
丸墓山山頂から見た奥日光(クリックで拡大)

 階段を登ると丸く平坦で広い山頂部に到着。先客が1人おり双眼鏡で周囲を眺めていた。周囲は関東平野で障害物が無いため展望は良く、北は奥日光の男体山、女峰山が見えていた。日光白根や赤城山は雪雲で隠れていた。真っ白な浅間山は印象的だった。標高が低いので八ヶ岳は一部が見えるだけ。奥秩父の2000m級の山は新雪が積もったようでシラビソが薄っすらと白くなっていた。地形図では山頂に三角点があるはずでぐるっと回って探してみたが発見できなかった。

 階段を降りて駐車場に戻り、次のポンポン山に向かった。

 

2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る